コロナウィルス蔓延から約2年半がたった2022年9月に千葉県東部の大網白里市に移住をしました。西部は住宅街、中央部は田園風景、東部は九十九里浜に面しており、色々な顔がある街です。私が現在どんな生活を送っているかというと、大網白里市（自宅）と東京（ホテル）の2拠点生活（デュアルライフ）です。仕事は東京の病院へ医薬品を営業する仕事をしております。コロナで病院の訪問規制が加速し、大体半分程度の仕事がリモートワークになりました。週2～3日は車で東京へ、残りは自宅からリモートワークをしています。メインの拠点を大網白里（自宅）、たまに東京（ホテル）、そんな生活スタイルのメリット・デメリットについてお伝え出来ればと思います。
2拠点生活（デュアルライフ）とは
2拠点生活（デュアルライフ）とはコロナ禍に注目されている生活スタイルで、2つの拠点を持ちながら行き来して生活することを指します。私の場合は「リモートワークで出来る仕事が増えた」「将来の夢を今叶えられるのではないか」という思いがきっかけで、大網白里市へ引っ越したわけですが、大網白里市は東京へのアクセスが意外に良く、「移住」という程の心理的な重さはなく軽い気持ちで「プチ移住」をした感覚です。「大網駅」から「東京駅」までは1時間程で行けますし、車でも1時間ちょっとで行けてしまいます。これも前向きになれた1つの理由です。
2拠点生活（デュアルライフ）のメリット
これに関しては大きく5つ程あると思っています。
- ON/OFFのメリハリがつく
- 地域の出会いも都会の出会いも両方楽しめる
- 自然に囲まれて過ごせる為、心にゆとりが出来る
- 趣味との距離が近くなる、増える
- 広い家に住める
特にメリットだと感じるのが「自然に囲まれて過ごせる為、心にゆとりが出来る」「広い家に住める」です。
夜は星を見て、鈴虫の音色を聞きながら眠りにつき、朝は朝日で目が覚める。東京に住んでいた時は池袋周辺に住んでいた為、車の音、パトカーの音、救急車の音が気になり窓を開けて寝ることが出来ませんでした。また夜でも明るい為、カーテンを閉めないと寝られなかったです。それが今は上記の様に自然とともに生活することが出来ております。東京に住んでいた時はそれが当たり前でしたが、今思うと無意識でストレスを感じていた様で、今は小さなことも気にならなくなりました。仕事、特に上司に対するストレスを感じイライラすることが多かったですが、今は「アンガーマネジメント」がうまく出来ており、いい意味で気にすることがなくなりました。
もう1つは「家の広さと家賃の安さ」です。東京では1DKで約15万円の家賃を払っていました。それが今は約5万円で3LDKのログハウスに住むことが出来ています。私の場合は購入したのでローンの支払い金額です。35年ではなく20年ローンでこの金額です。前と同じエリアで同ランクの物件を探したら5倍以上は掛かると思います。
2拠点生活（デュアルライフ）のデメリット
次にデメリットです。大きく4点あると思っています。
- 移動時間が長くなる
- 東京に行く際交通費が掛かる
- コンビニ・スーパーが近くにない
- 虫が多い
デメリットとしてあげましたが、正直今はそこまでデメリットとは感じていません。
私は元々通勤等の移動時間を無駄と感じ、出来る限り少なくしようとしていました。ですが最近は音声コンテンツやYouTubeがあり、運転しながら勉強を出来るインフラが増えました。移動時間＝勉強時間と捉えることによりメリットに変え得ると考えています。
東京に行く際の交通費ですが、家賃の安さを考えればトータルでは圧倒的に安上がりです。
以前は徒歩10分以内に4軒のコンビニ、4軒のスーパーがありました。どこに行くか迷う程です。今は最寄りのコンビニまで徒歩20分、スーパーまで徒歩30分です。ですがコンビニに行くことはなく、スーパーは週に数回仕事帰りに寄ってまとめ買いをしています、今まで無駄な買い物が多かったことに気付かされました。おまけとして野菜の値段は東京の2/3程度、味は比較にならない程美味しいです。
私はアウトドアが趣味にも関わらず虫が大嫌いです。出ることは覚悟していましたが、初日に「アシダカグモ」が室内に出た時は鳥肌が立ちました（ネットで調べてみて下さい）。ですが慣れとはこわいもので、既に慣れて来ましたし、対策を徹底することにより明らかに室内に出る虫が激減しました。
デメリットを上げましたが、事前にリサーチし分かっていたことと、捉え方によってはメリットに変えられると思います。
まとめ
東京と田舎の2拠点生活（デュアルライフ）の実態とメリット・デメリットについて書かせて頂きました。今までのイメージは別荘を持つ富裕層の暮らしでしたが、誰でも楽しめるライフスタイルだと思います。メリット・デメリットは人それぞれ感じ方は違うと思いますが、私はオススメしたいと思います。人生、働き方を見直し、ご検討されてみてはいかがでしょうか。
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